助成金のほかにもこんな支援が受けられます
クリエイティブプロジェクト助成事業では、助成金による支援だけではなく、企画から実際のプロジェクト実施までの各段階で、必要に応じ、アドバイスや広報、既存のネットワークを活用した支援を行います。
「課題はあるけれど、解決のための具体的なアイデアが浮かばない」、「アイデアはあるけれど、実行できるか不安」という方も、まずは一度、事前相談にお越しください。
支援事例(H29採択事業)
「パルコンギャラリーにおけるプロジェクションライティングコンテストの開催」実施者:株式会社パルックス
プロジェクト概要
映像制作を学ぶ学生や映像制作に携わるクリエイターを対象に、プロジェクションライティングの作品コンテストを開催し、地域における制作技術の向上と人材の発掘・蓄積をめざす。コンテストは公開で実施し、地域住民も巻き込みながら盛り上げを図る。
事前相談~採択
“何をしたらいいか分からない!”
クリエイティブプロジェクト応募にあたり、仙台市経済局産業振興課(当時管轄部局)職員、SC3クリエイティブプロデューサーと面談。応募に関心はあるものの、具体的なアイデアはなかったため、初回面談はブレストとなる。プロデューサーからのアイデアを持ち帰り、プロジェクト応募の企画立案。
第一回のプロジェクト審査会のプレゼンテーションに臨むが、落選。担当プロデューサーとともに問題点を洗い出し、二次募集に再応募。50万円の満額で採択される。
プロジェクトの実施
“ネットワークがない!”
企業としてクリエイターとの接点がまったくなかったため、デザイナーを紹介。チラシ制作のほか、東北工業大学の長崎教授、映像ディレクター高平氏紹介などの協力を得る。
また、今回のプロジェクトは応募作品の数が成功のカギを握るため、担当プロデューサーがプロジェクションライティングを授業として行っている専門学校や高等学校を紹介。応募の拡大につなげた。
12月1日~3月9日までの募集期間中に15作品の応募を達成。厳正なる審査会を経て、写真部門、3Dマッピング部門において、グランプリ・準グランプリを選出。仙台市地下鉄東西線国際センター駅内「青葉のテラス」にて表彰式を執り行った。
受賞作品は、仙台市産業局産業振興課からの紹介により、仙台市地下鉄仙台駅にて展示を行うこととなった。