仙台動画|市役所deお仕事 vol.1
仙台のクリエイターがつくる 仙台の動画「仙台動画」
テーマは「市役所deお仕事」です
市役所ではたらく人の姿と思いを 動画から伝えます
仙台動画|市役所deお仕事 vol.1-環境局 環境部 環境共生課
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編集後記
映像制作の編集後記をお願いされるにあたり、
まるで 種明かしをするマジシャンのようだなぁと思いました。
独立したばっかりの若いマジシャンの種明かしなんて、誰が見たいんだろう…
疑問はありますが、少しだけ種明かしを…
今回、私が映像を作るにあたって設けたテーマは
「市役所で仕事をする人を紹介する」ということです。
「これも市役所の仕事なんだ!?」
っていう新しい発見が たくさんありそうな気がしたからです。
環境局の今井さんに初めてお会いしたときに、その「気」は確信に変わりました。
仙台市で 自然の面白さを紹介する仕掛け人!
私は大げさじゃなく、今井さんが新しいヒーローだと思いました。
さて、ここまでが舞台設定の話。
技術面では、私にとって、とっても難しいチャレンジでした。
嘘を感じない映像にしたい。
あたかも偶然撮れてしまった映像 という感じを演出したい。
「はい!カット〜」の声が 映像から感じられない(もしくは正直に白状する)ことが、今の広告映像のトレンドでもあります。
例えば、食レポでタレントが「おいしー★」と言ったとき、
「番組が成立するように、どうせまずくてもおいしいって言うんでしょ?」って感じる人が多いんじゃないかと思います。
そういう映像にはしたくなかったです。
子どもの自然な表情を軸に 全体の構成を組んだり、
横顔を積極的に撮ったり、
心地よい手ブレを作るためにアームベストという機材を使ったり…
細かいところでは、インタビュー撮影で、
「へー」「ふーん」
と同じ相づちを繰り返して、
ここだ!っていうタイミングで、ためてためて
「え!?」
と驚かせて、相手の緊張を取り払おうと試みたり…
そして、今井さんから、
「本当に、あの手この手で、悩みながらやってます。」
というコメントが出たときは、
ああ、撮影って、鏡で自分を見るようなものだなぁと思いました。
※「虫の声を楽しむ会」
仙台市環境局環境共生課と市民センターが共催しているイベントです。夏の終わりから初秋にかけて、道端の草むらや林の中で鳴く虫の声を楽しみます。
*詳しくはこちらをご覧ください http://www.city.sendai.jp/kankyochose/kurashi/shizen/mushi.html
仙台動画|市役所deお仕事 vol.1
映像制作|千葉 太郎
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千葉 太郎
1989年宮城県生まれ。
仙台を拠点に、主に広告やテレビ番組を制作。
ディレクター・映像カメラマン・エディターとして、様々な案件に参加。
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