私たちのライフスタイルに、大小さまざまな変化をもたらすこととなったパンデミック。まもなく2年という歳月をコロナ禍に翻弄されながら過ごしてきたことになりますが、この間、新たな出会いの機会がすっかり減ってしまったという方や、公私にわたり対面での会話や雑談をすることがめっきり少なくなってしまったと感じる方も多いのではないでしょうか。
一方で、歩みを止めず活動を展開し続ける多様なジャンルの若手のクリエイターのみなさんも。今回はそんな方々をお招きし、それぞれの活動について紹介いただく機会をもうけます。閉塞感の漂う現状を変えようと、クリエイティブかつユニークに展開される事例の数々は、多くの方にとっても勇気やヒントとなり得るはずです。
今回の会場は、Gallery TURNAROUNDを青葉区大手町で10年運営してきた関本欣哉さんが、4月より整備を進めている複合スペース「even」です。仙台フォーラスの7階という好立地に場を設け、今後様々なプロジェクトが予定されているとのこと。当日は、その計画についてもお伺いする予定です。
なお、第1部の様子は、ライブ配信も行いますので、会場参加が難しい場合はぜひご利用ください。
年の瀬の慌ただしい時節での開催となりますが、多くの皆様のご参加、心よりお待ちしています。
*仙台市では、クリエイターの方々の交流機会の促進や創造性を刺激できるような場の創出を目指し、「SC3カフェ」を実施しています。本イベントは「SC3カフェ(vol.56)」として開催されるものです。
- 日時:2021年12月27日(月)19:00〜21:00 *入場は19:50までに必ずお済ませください
- 会場:仙台フォーラス 7F「even」https://www.even-sendai.com/
- 対象:仙台市域で活動するクリエイターのみなさまのほか、クリエイターとの協働に関心をお持ちの企業、学生などどなたでも参加可能です
- 定員:60名、要予約(定員に達し次第締切)
- 予約:Googleフォームよりお申し込みください https://forms.gle/oihdMz65wF3e1zbRA
- 予約締切:12月
24日(金)12月27日(月)正午 ※延長しました - 参加費:無料
内容:
- 第1部(19:00-20:20):So-So-LAB.より挨拶に続き、クリエイタープレゼン(10名程度)*ライブ配信あり
- 第2部(20:20-21:00):オープンマイク、参加者交流会
【第1部プレゼン発表者】*順番は前後する場合がございます
◎1◎
関本欣哉(せきもと・きんや)
2010年より社会に繋がる表現の場として「Gallery TURNAROUND」を設立。2012年「せんだい21アンデパンダン展」実行委員長就任。2016年、美術学校「仙台藝術舎/creek」を開校。2018年、都市計画道路が廃止になった跡地を行政から借り受け管理運営している「のりっぱ部会」部会長に就任。2019年、仙台市若林区卸町にオープンしたシェアスタジオ「スタジオ開墾」運営ディレクターに就任。2021年、仙台市青葉区一番町の商業施設 仙台フォーラス7階に 道具の図書館、ギャラリー、配信スタジオ、制作アトリエ等、多目的なスペース「even/異文/異聞/イーブン」を開設。
◎2◎
熊谷海斗(くまがい・かいと)
1995年秋田県生まれ。ファブリケーター。
2018年東北工業大学ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科プロダクトデザインコース卒業後、CNCルーターオペレーター職の経験を経てフリーランスに。手作業とデジタルファブリケーションの技術を駆使し、素材の特性を活かした造形・制作行っている。
◎3◎
花降る街、仙台
山田剛(やまだ・たけし)
1974年生まれ。カナダでフローリストの仕事に出会い、帰国後、花屋やブライダル会社を経て、花屋Magentaを立ち上げる。「美は美に宿る」をモットーに花をデザインし、個人客からはもちろん、企業からのオファーも多数。TV出演、空間ディスプレイ、カメラマン・ヘアメイクアーティストとのアート作品など、活動の幅は広い。
2016年仙台クリエイティブプロジェクトに応募し、仙台市内のフローリストと共に花で街づくりを行う「花降る街、仙台」を立ち上げ代表を務めている。
https://www.hanafulltown.com/
今野裕子(こんの・ゆうこ)
1980生まれ。大学卒業後、ウェディングプランナーを経て、(株)リクルートに転職し、結婚情報誌ゼクシィの営業を行う。仙台市内主要ウェディング会場を担当し、クライアントの課題を解決するべく、コンサルティングや経営分野まで学び、広告で課題を解決しながら、クライアントの売上を伸ばしてきた。
出産を機に、幼児専門のフラワーレッスン教室を立ち上げ、同時に「花降る街、仙台」の立ち上げを行い、副代表として現在まで事業の裏方としてビジネス設計・運営を担い、フローリストを支える。
◎4◎
永井京花(ながい・きょうか)
1997年宮城県白石市生まれ。尚絅学院大学総合人間科学部環境構想学科卒。(株)メディアステーション勤務を経て、(一社)とおがったプロジェクトへ入社。遠刈田レジデンスマルヨシの管理運営に携わる。初年度は、間宮光駿らの滞在制作を実現し、1月下旬から長町駅のデジタルサイネージで遠刈田×アートのPR映像の放映を予定している。来年開催を予定しているAIRプロジェクト「ZAO EXPO」では、ジェンダーをテーマとし呼応する作品を制作するアーティストらと、リサーチや作品を通して多様な価値を地域に発信することを目指している。
https://www.tr044.org/
◎5◎
????田勝信(よしだ・かつのぶ)
デザイナー。東京都生まれ。山形県を拠点に採集、デザイン、超特殊印刷を行なっている。名前の「吉」は土に口。
https://www.ysdktnb.com/
◎6◎
恐山・R・クロフォード(おそれざん・らむね・クロフォード)
1993年2月宮城県仙台市生まれ。宮城大学事業構想学部デザイン情報学科卒業。本名・昆野沙耶(こんの・さや)。在学中(2011年)より「カオス*ラウンジV」「AKIBANOISE2.0」等に参加するなど、アーティスト活動を継続。
大学卒業後は仙台市内編集プロダクション勤務を経て、2019年から特定非営利活動法人まちづくりスポット仙台 職員に。NPO法人でまちづくりに取り組む傍ら、個人名義でライティング、編集、イラストレーション、DTPなど幅広い領域で地域と接点を作っている。2020年にwebメディア「ウラロジ仙台」を立ち上げ、現在も個性豊かなひねくれ者たちと運営中。「陰キャやオタクでも自分の好きな物に誇りを持って元気に暮らしていける世の中」「アーティストやサブカル小商いでもちゃんと食って暮らせていけるまち」を目指す。
◎7◎
未満建築デザインファーム
仙台都心再構築の機運を生かし、建築確認申請が不要なオープンスペースの設えに、建築家の安全性と快適性を両立させるクリエイティビティを発揮させることで、多様性がありイノベーションを創出する仙台の都市空間形成に寄与するプロジェクト。「公開空地」の管理者と行政職員を集めた勉強会・ヒアリングを行い、“公開”の在り方を問う実証実験を通じて、モデル展開を図るための見本帖を発行し、様々な業種が参画・表現できる受け皿としての広場文化をつくる。
*「令和3年度 仙台市クリエイティブプロジェクト助成」採択事業
◎8◎
佐々木彩(ささき・あや)
1992年秋田県仙北市生まれ。東北生活文化大学生活美術学科卒業後アパレル会社へ就職、5年勤めたのちフリーランスで絵の仕事をする為退職。現在はフェイクタトゥーを中心にオーダーイラストや絵画作品の制作などの絵の仕事をしている。
https://lit.link/freeArtstudioKIERU
◎9◎
向当和貴(こうとう・かずき)
1993年神奈川県生まれ。2015年㈱OPA入社後、大宮OPA・本社経験後5年前より仙台に着任。
現在仙台フォーラス営業企画グループとして集客施策及び新店導入の業務を主に担う。
今年度より仙台フォーラスの地域連携の担当に就く。
https://www.forus.co.jp/sendai
- *感染症対策として、会場ではマスクの着用・消毒へのご協力をお願いします
- *本イベントに関する宮城県感染防止チェックリストはこちらをご覧下さい
- *第一部のライブ配信は当日以下のチャンネルでご覧いただけます
配信動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=mOaPX3LJ0Tg
主催:仙台市、So-So-LAB. (運営:協同組合仙台卸商センター)
共催:even、THE BASE SENDAI実行委員会
◎お問い合わせ
So-So-LAB.(担当:佐藤、磯崎)
〒984-8651 仙台市若林区卸町2-15-2 卸町会館5F TRUNK内
TEL:022-235-2161(代表) 022-237-7232(直通) FAX:022-284-0864
Email:info@tohokuakindodesign.jp http://tohokuakindodesign.jp/
※「So-So-LAB.」(旧・とうほくあきんどでざいん塾)は仙台市と協同組合仙台卸商センターの協働事業です。