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おうち時間をHAPPYに!親子で楽しむなりきりキット【株式会社enround】第2回定例ミーティング・レポート

小さなお子さんがいるファミリーに自宅でカンタンに食を楽しんでもらいたい、という想いを背景に生まれた企画『おうち時間をHAPPYに!親子で楽しむなりきりキット』。

前回のミーティングを踏まえ、当地食品でもある仙台みそにフォーカスし、体験を通して美味しく、楽しい時間を過ごすことができる食育セットを調査。幼稚園児のいるご家庭で“親子でつくる手作りみそ”を体験していただきました。合わせて、体験食育の側面から“さぬきうどんづくり”にも体験していただき、興味喚起やアクション(混ぜる、盛る、描くなど)、ヴィジュアル(見た目や彩り)等のポイントを整理し、キットの魅力や世界観を調査しました。調査をもとに想定する未就学児のお子さん親子へ向けた内容を振り返り、みそをはじめ地元仙台、宮城の食材をいかしながら4つの項目を軸に内容を練り直しました。

○親子が自宅で楽しく食事が楽しめる新しい食体験
○生産者さん、製造メーカーさんが販売したいと思える商品
○クリエイティブ産業と他分野との連携により高付加価値化を創出すること
○地域の課題解決につなげること

練り直しを経て、キットベースを宮城の米粉、ずんだを使用したパンケーキにし、体験キットへの入り口をより分かりやすく可愛らしい仕立へと精査します。付随して米粉の専門家へのコンタクトをもとに、ベースケーキの開発やアレンジ等の工夫を重ねる予定で進行します。また、ケーキのトッピングには味噌のほか、宮城県産の野菜やフドライルーツを想定し、当初からの計画通り地元生産者さん、メーカーさんとの連動を考慮します。つくりかたのガイドブックは物語性を思案しグラフィック面での工夫を重ね、お子さんさんのケーキ屋さんへのなりきりを相互的に実現できる商品を目指します。

1月の中間報告会へ向けテストタイプの試作と並行し現状、考えられる販路を列挙し検討を重ね進行します。引き続きの調査を含めた試作により、今後のプロジェクトが前進されますが「親子で楽しむ」「自宅でなりきり」「地元食材の魅力」を起点にクリエイティブなアイデアで、笑顔を届ける商品を目指して次回へと進行します。

開催日:12月16日(水)
執筆者:伊藤典博(伴走支援者/合同会社スカイスター代表)

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