analogpress アナログ製版・印刷製本における展開(*プロジェクト名は『仙台から発信するインディペンデント出版』より変更)【有限会社菊信紙工所】第3回定例ミーティング・レポート
最終発表に向けての進捗状況チェックを行った。共同展示に向けての準備は順調で、日本人作家1名とのやりとりや制作過程を逐次映像に収めているよう。現在はラスト一回分の撮影とナレーション挿入を残すのみである。
技術の部分では、雑誌の切り抜きをコラージュした作品を得意とする作家との共作を選択し、一般的なシルクスクリーン印刷表現との差異化を図っている。また、作品を忠実・単純にシルクスクリーン表現へと転写するのではなく、作家との対話を通して作品の変容をも許容するスタンスをとることで、作家とanalogがともに刺激し合い成長できるプロジェクトとなった。
3月の成果発表には上記シルクスクリーン作品の紹介とともに、海外とのやりとりを通して得た知見や市場調査報告なども含めたプレゼンテーションとしたい。
開催日:2021年2月22日(月)
執筆者:松井健太郎(伴走支援者/株式会社BLMU)