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開催報告|第4回 せんだいクリエイティブ・カフェ

2016年3月4日(金)、卸町TRUNKにてクリエイティブ・カフェを開催しました。
今年度最後となった今回のテーマは、”言葉”。コピーライターの日下慶太さん、画家・作家の瀬尾夏美さんをゲストにお迎えして、さまざまなお話を伺いました。
 【第1部|コピーライターと言葉|日下 慶太】
ポスターのキャッチコピーを書くという、多くの人がイメージする”コピーライターの仕事”についてはもちろん、歌詞、ラジオCMのシナリオなど、お仕事について幅広く紹介していただきました。ブログ『隙ある風景』や、セルフ祭、エンバーンなど、個人としての活動も、お仕事とのつながりが見えたり見えなかったり、大変興味深かったです。
仕事の幅の広がりと”コピーライター”という肩書きのギャップに対する違和感、日常的にされている言葉のトレーニングなど、なかなか聞くことができない舞台裏についてもお話しいただけました。

 【第2部|画家・作家と言葉|瀬尾 夏美】
手法ありきではなく、何をどのように表現するかにより手法を選択するというスタイルで活動を展開している瀬尾さん。写真や絵という方法に加えて言葉で表現するようになったのは、東京で震災を経験した後、岩手県陸前高田市に移り住んでからのことだといいます。
自分が発した言葉が、その表現対象や受け手にとってどんな意味を持つか。そのことを繰り返し何度も何度も考えて、文字どおり言葉を”紡ぎ出す”真摯な姿勢は、クライアントやその先の生活者のことを考えて言葉を書くコピーライターの仕事にも通じるものがありました。

 【休憩|本日のおやつ】
クリエイティブ・カフェでは、 毎回仙台のおいしいおやつとコーヒーをご用意しております。青葉区本町にある40planさまのマフィン、大変好評でした。40planさま、ありがとうございました。

 【第3部|クロストーク|日下 慶太 × 瀬尾 夏美】
“言葉を書こうと思ったきっかけ、動機””東日本大震災、そのとき、その後””地域の人との関わり方”などお2人に共通するテーマについて、自由に対話していただきました。会場のみなさまからも自由に発言していただき、とても充実した意見交換ができました。

終了後は、希望者の方にもご参加いただき懇親会を行いました。その席でも、イベント中同様、講師のお2人が楽しそうにお話していたことが印象的でした。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
来年度のクリエイティブ・カフェにもご期待ください。

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