開催報告|SC3カフェ「オリジナルアクセサリーづくりワークショップ」(11月30日)
平成28年11月30日(水)、FabLab SENDAI FLATにてSC3カフェを開催しました。
FLATの小野寺 志乃さん、大網 拓真さんのお二人を講師に迎え、オリジナルアクセサリーづくりのワークショップを行いました。
今回の参加者は女性ばかり4名、全員が揃い、いよいよワークショップの始まりです。今回のワークショップでは、まず参加者の皆さまに画用紙に好きなデザイン案を描いていただきます。和気あいあいとした雰囲気の中おしゃべり等もはずみ、みるみるうちにオリジナリティに富んだ素敵なデザインがこんなにたくさん出来上がりました。
描いたデザイン案の中から1つを選んでもらい、画用紙をスキャンしてデータをパソコンへ取り込みます。 次に、取り込んだデザインデータをUVプリンターを使ってアクリル板へプリントしていきます。こちらのUVプリンターでは一度に複数のデザインを同時にフルカラーでプリントすることができます。今回は4種類のデザインをプリントしました。ちなみにアクリル板だけでなく、布などにもプリントができるそうです。3分程度でプリントが終わりました。 次は型選びです。今回は12種類の型の中からそれぞれ好きな型を選びます。3番と7番の型が人気でした。ちなみに7番のレンコン柄は他のワークショップでも人気が高いそうです。 型を選んだら、パソコンへ型のデータを取り込み、レーザーカッターへアクリル板をセットします。 スタートボタンを押すとカットが始まりました。アクリル板が型通りにどんどん切られていきます。自分の作品がきちんとカットされるのか、皆さま興味津々で眺めています。機材が動く様子を写真や動画に撮っていると、あっという間に5分もかからずカットが終わりました。こちらのレーザーカッターは30㎝×60㎝の大きさのものまで切ることができるそうです。
カットが終わるとワークショップもいよいよ終盤、アクセサリーの組み立て作業に入ります。カットされた型から部品を外してマスキングテープをはがすと、その可愛さに参加者から歓声が上がりました。 大量にあるアクセサリーパーツの中から好きなパーツを選び、ピアスやネックレス、ブローチなど思い思いの作品を作っていきます。パーツを通すための穴あけは講師がお手伝いをします。 始まりから終わりまで、講師含め参加者の皆さまの笑顔と楽しそうな笑い声が絶えないワークショップとなりました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回使用したUVプリンターやレーザーカッターなどの機材はFLATにて有料で貸し出しをしております。会員登録や初回講習などが必要となりますので、詳細についてはこちら(FabLab SENDAI-FLAT)をご覧ください。講師のお2人、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 今後のSC3カフェにもご期待ください。
『FabLab SENDAI – FLAT』 レーザーカッターや3Dプリンターなどデジタルデータを利用する加工機械を使い、スピーディーかつ低コストなトライ&エラーを通して、自分のアイデアを形にしていくことが可能なものづくり工房。 また、集まった人同士で情報交換や協力をし合ったり、日本や世界に広がるFabLabネットワークを通じた世界中の人たちとの交流の中からアイデアが立ち上がるような、新しい形の工房です。
〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-2-8 IKIビル 4-1
Mail: info@flatjp.com
Tel: 022-797-5384
『SC3カフェ』 クリエイターの方々の交流機会の促進や創造性を刺激できるような場の創出を目指し、仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアムが開催するもの。