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開催報告②|SC3カフェvol.46「シルクスクリーン講座」を行いました

8月・9月の全4日間の日程で、若林区六丁の目にあるプリントスタジオ「analog」にて、平成30年度SC3カフェvol.46「シルクスクリーン講座」を行いました。今回は、後半日程である9月15日(土)・16日(日)の様子についてご報告いたします。

 講師を務めてくださったのは、前回に引き続き、東京都町田市にある印刷工房「ZigamePrinting」で、刷り師としてさまざまなアーティストのプリント製作を手がけながら、自身の作品制作にも取り組む古川貴司さんです。

1日目は基礎編ということで、シルクスクリーンや印刷技術の特徴である、「安定した品質で同じものをいくつでも作り出せる」という部分に焦点を当てつつ,今回は色づくりにも挑戦しました。
参加者の皆さんは、赤・青・黄色・白の塗料を使ってそれぞれ好きな色のインクをつくり、古川さんが持ってきてくださった版を使って全員で刷り作業を体験しました。

各自で好きな色のインクを作成しました。
古川さんに補助をしてもらいながら刷り作業を行いました。
紙コップの中で色をつくっていたときよりも、意外と淡い色合いで刷り上がるようです。
参加者全員の色を使ってグラデーションにも挑戦しました。

2日目の応用編では、商用ではなく版画としてどこまで表現に遊びを取り入れられるかの限界に挑戦しました。各自で持ち寄った素材を使って版を作り、それぞれがつくった好きな色で自由にプリントする体験をしました。

分度器やレシート、イラスト等から製版。個性的な模様が刷り上がりました。
マスキングテープを版に張り付けることで直線を表現することもできます。
グラデーションも組み合わせることで表現の幅が広がりました。
最後にanalogさんのロゴマークを被せて刷って完成です。
この世に二つとない、個性的な作品に仕上がりました。

 

8月・9月の4日間にわたり開催してきた「シルクスクリーン講座」でしたが、表現の工夫や道具・素材について等、時にはマニアックな質問も飛び交う、とても内容の濃いワークショップとなりました。

 

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SC3カフェvol.46
「シルクスクリーン講座」
日時:2018825日(土)・26日(日),915日(土)・16日(日)1400
場所:analog(仙台市若林区六丁の目西町2-26

 

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