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みんなの『表現したい』を表現する ―八木山イルミネーション・ アート・ プロジェクト―【八木山地区まちづくり研究会】第1回進捗報告レポ

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プロジェクト採択直後より多くの地域団体に働きかけ始動した八木山地区まちづくり研究会のみなさん。もともとは、仙台市営地下鉄東西線の開業を見越した地域活動として2005年に発足した市民活動団体ですが、発足からの長きに渡る多様な活動を経て、LEDランタンを用いたイルミネーションプロジェクトを年間を通して行い、若者の積極的な地域参画を目指しています。

初回となるイベントは、6月26日(土)芦ノ口緑地を会場に「光のあじさいロード」として開催。告知期間は短かったものの、1000人ほどの近隣の方が足を運び、斜面に植えられた満開のあじさいが幻想的にライトアップされた風景を楽しんでいました。

LEDランタンは、設置や撤収の手間がかからず、子どもからお年寄りまでがプロの手を借りずに実行できるという利点があります。その利点が初回にして十分活かされ、コロナ禍で多くのイベントが見送られている状況でも、初夏の夜を満喫する屋外イベントとなっていました。

2回目となるイベントは、八木山中学校の校庭を会場に、地域の高齢者によるフラダンスチームの公演を主とした「マヒナ・オ・ホクのつどい」と題し開催されました。準備には中学校の生徒さんも多数参加され、平地の校庭にLEDランタンによる光の舞台空間が出現しました。普段はあまり交わることの少ない世代間の交流も生まれ、今回も700名を超える来場者が訪れたといいます。

9月以降も地域の多様な団体と連携したイベントが目白押しですので、ぜひホームページで予定などを確認し訪問してみてください。(イルミネーションの特設ページ – 八木山地区まちづくり研究会

八木山には1965年に動物公園が開園し、同年より土地区画整理事業が始まり多くの方が居を構えましたが、それから56年ほどが経過し、住民の高齢化や空き家の増加が課題となっているエリアでもあるといいます。若い世代の方たちにとって、住みたい街と認知される契機として、本プロジェクトが寄与するところは大きいのではないかと感じています。

So-So-LAB.長内

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