仙台市と特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパンは、障害のあるアーティストの経済的自立と地元クリエイターの資質向上を目的とし、ワークショップを通じた商品開発「SHIRO Lab.」に取り組んできました。
SHIRO Lab.は仙台市域に暮らす障害のある人とクリエイターが一緒に商品開発を行うプロジェクト。障害のある人たちによる表現作品の魅力と、その原石ともいえる作品の魅力を引き出し社会に発信するデザインの必要性を伝えるために生まれました。
平成29年度からは東北楽天イーグルスを一緒に観戦し、その後応援グッズをつくる取り組みをすすめており、平成30年度は2回目の開催となりました。平成30年度の活動報告につきまして、報告書冊子を作成しましたので、是非ご覧ください。
※ 特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン 障害のある人たちが表現活動を通じて、生きる尊厳を獲得すると同時に、みずみずしい感性あふれる表現活動を通じて、社会に新しい芸術観や価値観を創ることを目的とし、1994年に現団体の前身である日本障害者芸術文化協会が設立される。1995年より「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提唱し、全国各地で展覧会やシンポジウム、ワークショップなどを開催。2000年、エイブル・アート・ジャパンに改称。2011年、仙台市に東北事務局を設置。本部は東京都。
※ SHIRO Lab.48時間デザインマラソン2018 8月21日、24日、25日の3日間にわたり、楽天応援グッズ開発をめざしたワークショップを開催。障害のある人、障害福祉サービス事業所、地元デザイナー、総勢35名が参加し、6チームに分かれて応援グッズのデザインを考案した。