「A book for our future, 311」のプロジェクトマネジメント
2016.12.28
「A book for our future, 311」のプロジェクトマネジメント
このプロジェクトは,南三陸町戸倉地区長清水集落の代表者で構成された「長清水契約講」を依頼主として,宮城大学中田千彦研究室はじめ,建築家である青木淳氏,江頭慎氏,西澤徹夫氏,宮内義孝氏,や,日建設計逃げ地図チーム,株式会社シェルター, Gensler,ライカジオシステムズ株式会社など,多くの建築家やデザイナー,企業に参加いただいた,被災地域の復興支援プロジェクトです。
復興のシンボルとなる「ながしずてぬぐい」や,津波浸水域の再生を考える「平地プロジェクト」,隣接地の新しい住環境形成の為の「高台プロジェクト」や,漁業の拠点となる「長清水番屋」の建設,耕作放棄地を用いて国産漆を生育する「ながしず漆プロジェクト」,地域の土地を管理する「QGIS長清水台帳プロジェクト」など,長清水地区をフィールドとして多数のプロジェクトを展開しています。
現在も,長清水契約講が長清水集落全体の将来像をとらえ,今後の運営を考えていくためのサポートを継続しています。(2012年グッドデザイン賞受賞)