「河北二子地区まちづくり協議会」の運営
2016.12.28
「河北二子地区まちづくり協議会」の運営
このプロジェクトは,石巻河北総合支所及び地域住民の代表である「河北二子地区まちづくり協議会」を依頼主として,東北大学災害科学研究所,宮城大学中田千彦研究室・地域連携センターの教職員をアドバイザーとして迎え,石巻市の半島部3地区から約400世帯の住民による集団移転を行うため,新しい街区の主要項目を検討する協議会を運営する事業です。
多数の集落の方々がこれからひとつの街を形成していくにあたり,既存集落の連携や連絡,安全性や街並み形成や周辺地区との関係性など,良好な住環境を維持することを目的としています。これまで,街路や中央公園など街区構成の主要項目や,地区計画の検討などを行われており,その際に必要となる情報の整理や,検討するための材料を提示し,協議会においてワークショップが幾度も開催されてきました。ワークショップ等により,地域住民の意思決定をサポートすることがデザインチームの役割です。
本プロジェクトは現在も継続して行われており,平成30年度以降に住居の再建などが開始する予定です。