「まきビズ」オフィスデザインのマネジメント

2016.12.28

「まきビズ」オフィスデザインのマネジメント

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このプロジェクトは,一般社団法人まきビズ(旧AFHジャパン)を依頼主として,建築・グラフィックのデザイナーKABT(ディレクター:熊谷彰浩氏,デザイナー:馬場宏介氏,建築家:谷口景一朗の3名)をデザインチームとしてお迎えし,石巻市の市街地に,経済支援や地域支援を行うためのオフィスをデザインしたものです。

セミナーや建築・アートの展示などが開催でき,普段は街に開放されたオフィスとして機能するよう,柔軟な設計がなされており,日本の伝統色や地場産のベニヤ材を活用しながら,震災の被害を色濃く残す石巻市街地に対し,復興後の新しいイメージを印象づけられるよう,グラフィックも含めてデザインされています。

「まきビズ」は,米国NPO法人Architecture for humanityにより企画されたもので,宮城県石巻市で,被災地域の再生から発展に向けて「ビジネス」と「建築」をコーディネートする団体と場所を合わせて「まきビズ」と呼ばれています。2012年,イベントスペースを持つオフィスを開所し,2013年にAFHから独立しました。現在も,市街地の拠点の一つとして復興までの道のりを支えています。
http://www.makibizafh.jp/