仙台動画|市役所deお仕事 vol.3
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仙台のクリエイターがつくる 仙台の動画「仙台動画」
テーマは「市役所deお仕事」です
市役所ではたらく人の姿と思いを 動画から伝えます
仙台動画|市役所deお仕事 vol.3-教育局 生涯学習部 文化財課
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編集後記
誰もが通る道… なのか わかりませんが、
無意味に穴を掘るという経験、ありませんか?
私自身、ひたすら 庭に穴を掘るという経験があります。
(掘りすぎて、「お坊さん」という愛称がついた時期がありました笑)
そこには、何かが出てくるかもしれないというドキドキ感と、
穴を深く掘る、生理的な気持ち良さがありました。
さて今回は、仙台市の様々な場所で 穴を掘って 発掘調査を行うお仕事。
仙台市教育委員会 文化財課 調査調整係にお邪魔しました!
取材した発掘調査は、大野田小学校の敷地内で行われました。
給食棟を増設する工事をする前に、地下にある遺跡を記録することが目的です。
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過去の人の営みを 保存・記録することは、とても重要です。
数千年前の人が、今自分の立っている場所に住んでいたという事実。
当然のことでもありますが、それが目に見える形で出てくると、それだけで感動します。
今回の調査でも、平安時代や奈良時代の様々な人の痕跡が見つかっていて、私は心が躍りました。
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発掘調査を行っていると、通りがけに地元の方が声をかけてくることも多いそうです。
担当の妹尾さんは、「遺跡が自分と地域とのつながりを作ってくれる」とおっしゃっていました。
穴を掘ることで、自分の思い出の場所が増えていく。
穴を掘ることと、撮影をすることは、保存・記録という面も含めてとっても似ていると思いました。
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さて、「市役所deお仕事」は、今回の動画で最終回となります。
全編を通して、
「私たちの仕事は、果てしない」
というコピーをつけさせてもらいました。
私たちの「仙台」を、維持・発展させていく。
ゴールや正解がない、果てしないお仕事だなぁとつくづく思っています。
みなさんは「公務員」と聞くと、何を連想しますか?
女性の少ない職場?つまらない仕事?
市役所でのお仕事は、そういった「公務員」のイメージとは違って、
とても自由で、多様性に富んでいました。
私が担当した、仙台動画のこのシリーズが、
そういったイメージを変えるキッカケになれば嬉しいです。
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千葉 太郎
1989年宮城県生まれ。
仙台を拠点に、主に広告やテレビ番組を制作。
ディレクター・映像カメラマン・エディターとして、様々な案件に参加。
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